将来の選択肢を知る

【コンサル業界のリアル】就職前に知りたい外資コンサルの実態とは?

今回は成長意欲の高い学生から人気のコンサル業界で活躍していた私の先輩(女性)にインタビューしてみました。就職活動生の方々とお話していると「コンサル」というキーワードを良く聞くのですが、今回のインタビューから是非「コンサルタント」のリアルを掴んで欲しいなと思っております。

業界:コンサルティング
職種:コンサルタント
規模: 1000 名~4999 名
年次:7年目

コンサル業界へ就職しようとした動機は?

動機としては、起業したり、 NPO で働いたり、将来やりたいことをやるために「信用」される能力と肩書が欲しかったから。

あとは、「年功序列の組織で働きたくない」「お洒落して働きたい」「総合職だけど、東京から転勤がない」等の働く環境に対する拘りもありましたね。

正直、初任給の高さも魅力的でしたけど…面接においては、全てを話してはいません。

コンサルって結局なにするの?

一言でいうと「高給派遣」だと思っています。私の会社は総合系ファームなので、「戦略、財務会計、業務、 IT 」等企業活動の様々な分野に対して、プロとしてのアドバイスや顧客の社員の方々と一緒に実務を回すのが主な仕事です。

また、コンサルは仕事に就くまでのプロセスが特徴的です。実際には、PJTリーダーに推進メンバーリストからアサインされることで、仕事がもらえます。

つまり能力や実績が評価されなければ、仕事がもらえないということです。

コンサルの価値って?

私の一意見として受け取って下さい。

1 つ目は外部の客観的視点から、今後の経営を円滑にすすめるための質の高いヒントが得られるということ。

2 つ目は、経営陣や役員が、新たな施策や仕組みを組織に浸透させる際に、コンサルのような外部の専門家が加わることで、納得感や浸透度を深められるというメリットがあります。

3 つ目は、アウトソースという観点から、社内のリソース強化に繋がるということです。

どんな PJT に参加?

私自身は、総合商社の財務監査の PJT に加わり「整備や効率化」という観点からサポートしました。

その次は、金融機関の会計基準変更 PJT 。最後は、希望していた会計のリスク管理の PJT に加わることができました。

仕事のやりがいは?

社内のしがらみに囚われることなく、顧客のことだけを考えてアウトプットできるのがよかったです。

また、年次は関係なく、アウトプットの質のみで評価される点はフラットでやりやすかったです。その中で、顧客や社内から指名で仕事が取れる時はすごく嬉しいですね。

仕事でしんどいことは?

基本教えてもらうという文化はありません。入社時に最低限のインプットはありますが、アサインされた PJT の知識は自分で 1週間程度でインプットして、プロとして振るまわなければいけないのはプレッシャーですね。

あとは、最終アウトプットの仕上げが大変ですね。内容はもちろん書式や語尾等体裁等の細かい部分まで、品質へのこだわりがとにかく強いですし、10 人くらいからフィードバックを受けることもよくありますので。当たり前になっている長時間労働も勿論ありますね。

コンサルタントの経験から学んだことは?

考え続ける力と顧客のために本質を追求するスタンスは間違いなく身につきました。

また、プロとして振る舞うために、短時間に大量の情報をインプットする力も身につきました。

あとは、常にいつプロジェクトからリリース(明日から必要ないよと言われる)かわからないので、自分の市場価値への意識は高いと思います。

コンサルを志望する学生へのアドバイス

「考え続けることが好き」「負けず嫌い」な人は向いていると思います。「手とり足取り教えてもらいたい」というスタンスの人は向いていないと思います。

あとは、一見華やかにみえるコンサルタントですが、見えないところでは、多くの細かいタスクがありますし、相当な勉強が必要とされるので、泥水を飲める覚悟がある人にお勧めします。

インタビュー後記

皆さんいかがでしたでしょうか?

「コンサル志望」言うのは簡単ですが、改めて厳しい業界だと感じた方もいたのではないかと思います。

極端な言い方をすると「使えなければ切り捨てられる」それだけの環境に身を置くことは得られるものも大きいですが、その代償も大きいなと感じます。

是非、そんなリアルを理解した上で、本当に自分の実現したい世界観を創ることに近づけるのか否かを見極めて欲しいなと思います。

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