やりたいことの見つけ方

「肩書で生きるのはもう辞めよう」大学中退、6年間の芸人生活をへてコンサルタントになった今だから思うこと。

本日は、大学中退後、6年間のお笑い芸人の生活をへて、コンサルタントとなって「小説のような人生」を生きる中北朋宏氏にインタビューをしてきました。

学歴なんかにとらわれることなく、自分らしく生きたいなと考えている学生必見です。

大学中退をして、芸人を目指そうと思ったきっかけは?

小学生2年生くらいから考えていたかもしれません。給食のときに、牛乳吹いて笑いをとっていたりしながら、「次どうやって笑わせようかなあ」と毎日考えていたので、どっかで自分は笑いをとる仕事に就くんだなと思ってました。

最近親に聞いたはなしによると、真面目に公務員として働く父の姿をみて「俺はあんたらみたいなまともな人生送れないからごめんね」と小2ながらに語っていたようです。

公務員の親もビックリでしょうね(笑)…

公務員という安定を選んだ親からすると理解できなかったと思います(笑)

しかし、小学生時代から、芸人になろうと思いつつもなかなか踏みきれず大学まで進学してしまったんです。

ただ、大学である恋をしたことから芸人に踏み切る決断をしました。すごい好きな子がいて、その子に告白するにあたって100人のサクラを集めてライブをやったんすよ。

ウルフルズさんの「バンザイ」を歌ったんですが、あっけなくふられましてね。

その時落ち込んでた俺に親友が「ともちゃんは、歌を歌っているよりも、人前で笑かしているほうが楽しそうにしてるよ」って言われて、その翌日大学を辞めました。

それで、本当に大学中退してしまったんですね?笑

勢いあまって大学中退を決断してしまいましたね。大学2年の1月末くらいだったんですけど、辞めて2週間後には大阪に飛び立ってましたよ。

その数カ月後に吉本のお笑い学校(NSC)に入学してましたね。大学中退してから、吉本に入るまでは本当に怖かったですよ。

実際、何が怖かったんですか?

大学中退してから金がなかったんで、本を売りに行ったんですよ。その時、職業欄に「学生」ではなくて、初めて「無職」って書いたんですが…その時、肩書がなくなったんだなって。

これから「中北」として生きていくんだなって怖くなりましたよ。それがきっかけで、タバコを覚えましたね。

その後、お笑いはじめた1年はどんな感じだったんですか?

ネタも書けない。腕もない。同期800人くらいて、ネタの面白さで順位をつけられるんですけど、全然駄目でしたね。ただ、絶対売れてやるって尖ってはいましたが。結局1年で卒業なので、その後は上京することを決意しました。

東京行って約6年間の芸人生活はどうだったんですか?

とりあえず上京して、一緒にコンビ組める人と所属事務所を探すところからがはじまりですね。一緒にコンビ組める仲間は、バイト先のお笑い学校に通った経験がある2人とトリオで組むことができたのではやかったんですが…事務所に所属するまでが大変でしたね。

当時は、月1回のオーディションを受けては落ちていてを繰り返していて。バイトをやりながらネタを書いて練習してのギリギリの生活をしてましたね。そっから約5ヶ月後に受かって、ようやくお笑い芸人としてのスタートをきることができました。

楽しかったこと、しんどかったこと、それぞれどんなことがありましたか?

テレビで見ていた先輩と会えるときは感動でしたね。その中で、自分より本当に面白いなぁ、この人かなわないなぁっていう先輩の方々にお会いできたのは本当に刺激になりましたね。あとは、ある100名以上お客さんが入るライブハウスで爆笑をとったときですね。笑いをとるって、芸人だったら当たり前だと思うじゃないですか? でも、本当の爆笑が起こった時って、会場が揺れるんすよ。大袈裟ではなく、爆発音がなりますからね。あれを体感したときは、たまらんなぁと思いましたね。

しんどかったこととしては、飯が食えなかった時ですかね。トリオだったんでしんどかったすよ。仕事1本1000円とかだったんで、交通費でマイナスですからね。水道水でしのいだ時期もありましたからね…

あとは「いつまで俺バイトしなきゃいけないんだろう…」っていう不安感ですね。40歳になって、これはしんどいなって正直思ってましたよ。まぁ、それでも人を笑かしてお金をもらう職業ってかっこいいなって思えていたからこそ続けられたんですけどね。

そんなお笑いを辞めて、企業に就職した理由って?笑

単純にトリオの解散っすね。トリオとして設定した目標まで売れなかったら解散しようと決めていて。そこまで売れなかったからですね。

そっから、コンサル会社に就職するってかなりぶっ飛んでいると思うのですが…

当時、中卒で大学合格した友達がコンサルタントをやっていて。なんこっちゃわからなかったんですが、コンサルタント面白いって言われたのがきっかけですね。

そんでもって人生振り返った時に、人との縁に恵まれてるなぁっていう曖昧な動機で人事系のコンサルを探しはじめました。今振り返れば当たり前なのですが、転職会社の人が私の履歴書を見た瞬間に「あなたの学歴と社会人経験では無理です」って言われてむっちゃ腹立って。

とりあえず企業リストもらって、面接受けるために電話かけたのが今働いている会社ですね。

大学中退という学歴の履歴書を面白いと思ってもらえたようで…就職できたのはある意味奇跡かもしれません…

大学中退、お笑い芸人を経て、コンサルとして働くって、本当にぶっ飛んだ人生ですよね。最後に、そんな人生を振り返って、大学生にアドバイスをお願いします。

1つは人との縁を大切するということですね。チャンスは人を介してくるものですからね。人からもらった恩を恩で返し続けることは本当に大事ですよ。

2つめは、自分がやりたいことがあったら、とにかくまずはやってみることですね。そもそもうまくなんていかないものですからね。俺は、いろいろありましたが、芸人もコンサルタントもやりたいことは全部実現してますからね。

最後は、「そろそろ肩書捨てようよ」ってことですね。大学中退して、レールから外れた時に、こんなに怖いことがあるんだって感じましたけど。

実際、学歴関係なしになんとか生きれるものですからね。何があっても動じなくなりますよ。

インタビュー後記

世間一般でいう安定という言葉と、かけ離れた人生を送っている中北さん。「大学いかないと就職できない」「学歴は重要だ」「文系は就職に不利だ」とかそんな言い訳はちっぽけに聞こえてきますね。

結局、自分の可能性を決めるのは、先生でもなく、学歴でもなく、転職を斡旋する人でもなく、自分自身ってことですね…

※肩書きにとらわれず、自分らしく生きたい方はこちらもどうぞ。「大卒という肩書き」よりも「挑戦の数」に価値がある。挑戦を成長につなげる3つのポイント

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

  1. 金融業界のトップ営業マンが語る。やりたいことを見つけたきっかけ
  2. もしも、就職先を「安定」という軸で選んだら?
  3. 【鉄鋼業界のリアル】大手企業の価値提供の大きさと裁量権の小ささの…
  4. 【NPOのリアル】優秀な若手社員が、なぜ地域のNPOで働くキャリ…
  5. 大手企業から独立した経営者が語る、やりたいことを見つける方法とは…
  6. 女子就活生の私が感じる、長期インターンの経験が就活に役立つ3つの…
  7. 【大手総合商社のリアル】「イメージしにくい商社の仕事内容」と「商…
  8. 「応援するよ」の一言が、人の可能性を切り開く

やりたいことを見つける方法

やりたいことを実現する方法

あなたは、何タイプ? 大学生からはじめるリーダーシップ入門

社会に出ると求められる「リーダーシップ」。でも学校では学べない?テストの点数が高い、提出物を〆切…

読んでみる

  1. 目標設定

学んでみる

  1. 読書,記憶

行ってみる

PAGE TOP