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学生時代にビジョンを描いて、企業に入社することは幸せなのか?企業に埋もれないための3つの心構え

今年も多くの新社会人が着慣れていないスーツに袖を通し、入社式を迎えましたね。入社式前の先日、弊社のリーダーシップ講座に参加した学生との集まりがありました。

熱狂的なジェットコースター好きな学生が、某遊園地で働くことを決めたり。人に寄り添うことを大切にしている学生が、海外人材専門の人材紹介企業で働くことを決めたり。自分なりのビジョンを実現するための環境を自ら掴みとり、そのスタートラインに立った彼・彼女たちの姿は非常に頼もしく感じました。

本日は、可能性ある新社会人が企業で小さくまとまらないように、現役の大学生に社会や企業のリアル知ってもらうために、企業に入社するにあたっての心構えをテーマに書きたいと思います。

1.「成果」と「違和感」を切り離して考える

新入社員研修のグループワークで、リーダーシップを発揮していた人材が、入社半年後に大人しくなっている。それは、当たり前のように見る光景です。その1つの要因が、「仕事の成果」ではなく「組織の違和感」にとらわれてしまうことです。現場に配属されると、入社時には少ないと言われていた残業が当たり前のようにあったり、明らかに非効率な業務フローが確立されていたり、企業によって大小様々な「違和感」が待ち受けているのが現実です。弊社の調査においても、約7割近くの新入社員が入社後様々な「違和感」を感じているとの結果が出ています。

「違和感」を持つことは健全ですし、悪いことではありません。ただ、新入社員時代に向き合うべき問いは、「組織の違和感をどうすれば解決できるか?」ではなく、「どうすれば、目の前にある仕事の成果を出せるか?」です。多くの組織において、「目標達成している人材の意見」と「目標未達成の人材の意見」とでは明らかに信頼度が違います。

目の前の仕事の成果を出すことによって、信頼貯金を積み重ねること。その上で、違和感を鵜呑みにすることなく、向き合い解決すること。「成果」と「違和感」を切り離して、考える順番を間違えないことが重要です。

2.残り20%の努力を惜しまないこと

多くの企業において、入社して数年すると「新卒のエース」と呼ばれる人材が必ず頭角を現してきます。それは「才能」や「配属の良し悪し」によって左右されるものではなく、全ての新入社員に平等に与えらる権利です。多くの新入社員は、与えらた仕事に対して、そこそこ真面目に取り組みます。顧客や上司が「Noと言わない程度に満足してもらう」という基準で…

一方で、そこそこで満足せずに、残り20%の努力をする新入社員が一定数存在します。顧客や上司が「想定していた以上の基準で価値を出す」という基準で。そういった人材は、必ず努力をしています。成果を出している先輩の話を聞いて終わらせずに、実践する。仕事をやりっぱなしで終わらせずに、必ず日々振り返る。仕事に関連する本を、貪るように読みつくす。定期的に、自分のビジョンを見つめなおす。

その小さな努力が、数年後大きな差となって現れるのは間違いありません。大学生に置き換えても、就職活動の採用面接で似たようなことを感じます…

3.企業に嫌われないためのYesより、ビジョン実現のための行動を決断すること

自分なりのビジョンを実現するために、行動を起こすと必ず壁にぶち当たるのが現実です。その壁となるのは、企業のルールであったり、上司や職場メンバーからの「反対」や「エゴのような期待」であったり様々です。そんな壁にぶつかると、人はつい他責的な感情や諦めたくなる感情を抱いたりするものです。そんな時に大切なのが、ビジョン実現のための行動を決断するということです。決断するということは、決めて断つということ。そう、何かを断つことが求められるのです。それは、自分のお世話になった上司の期待を裏切ることかもしれないですし、誰かに嫌われることかもしれません。自分の好きな職場を離れることかもしれません。

人は感情の生き物なので、感情的な圧力に流されてしまうことも多々あるのも事実です。それはある意味人間らしく悪いことではありませんが、成し遂げたいビジョンの実現には近づきません。ビジョンに近づくための決断をできてるか?そんな問いと、逃げずに向き合い続けることが重要なのです。

おわりに…

自分の経験と紐付けて書いているので主観的なメッセージになっているかもしれないですが、自分とかかわった学生には忘れずに持っていてほしい心構えです。企業には、想像以上に様々なルールや制約があるのが実態です。それは時に、理不尽かもしれません。ビジョンという軸があるからこそ苦しむかもしれません。ただ、それを乗り越えた先に、自分らしいリーダーシップの発揮ができるのではと思います。

是非、学生時代に熱く語ったビジョンを忘れずに頑張って欲しいですね。そして、現役学生には、ビジョンを明確にすることと、自分なりのビジョンを実現するための環境を自ら掴みとることを頑張ってほしいものです。余談ですが、講座に参加していた学生カップルの交際が続いていたことも非常に嬉しかったので、2人が幸せになることも祈っています。笑

キャリアスケッチ 高橋

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