将来の選択肢を知る

19卒・20卒の学生が就活前に知るべき、失敗しない業界研究の方法

「業界研究って何をどこまでやればいいの」「どの業界に興味があるかがわからない」
就活開始時期になるとそんな声が聞こえてきます。

そもそも何で業界研究が必要になるのか?業界地図(本)を買って終わりで本当に大丈夫なのか?

今回は、人事コンサルタントとして様々な業界の企業のリアルを見てきた経験から、失敗しない業界研究についてお伝えいたします。

なぜ業界研究をする必要があるのか?

まずは「そもそも、なぜ業界研究をする必要がるのか?」という疑問にお答えします。
就活生が業界研究をするべき理由は主に二つです。

1.自分の知らない業界を知るため

「ケーキ屋になりたい小学生」は見かけると思いますが、「商社マンになりたい小学生」は少ないと思います。

この理由は単純で、「商社」という仕事に触れる機会が少なく、そもそもイメージすることができないからです。

つまり、人は自分が知っている情報の中からイメージを膨らませるものであり、逆に知らないことに関してはイメージをすることができません。

そのため、自分の知らない業界について新たに調べることで、今まで見えていなかった選択肢に興味を抱いたり、世の中のビジネスの仕組みが見えてくるようになるのです。

2.「リアリティー・ショック」を防ぐため

新入社員に対し、入社半年後に意識調査をすると、約半数以上の新入社員が感じているのが「リアリティー・ショック」というものです。

これは、「就活の時に思っていた仕事と違った」という言葉に代表されるように、自分が想定した社会人生活と大小様々なギャップを感じ落ち込んでしまうことです。

例えば、金融業界の一つである大手メガバンクの仕事。

”ビジネスの重要な要素である「お金」を動かし、世の中を動かす”のようにスケールの大きい仕事をイメージをされる方もいるようですが、実際のリアルは泥臭い仕事も多いのが現実です。(メガバンクのリアル)

「モノ作りに携わりたい」と入社したメーカーでも、全く関係のないシステムの部署に配属されることだってあります。(大手メーカーのリアル)

だからこそ、業界動向や実際の仕事については、本やネットの情報だけでなく、現場で働いている社会人の声を直接聞くということが重要です。

自分できちん業界のリアルを知り、「そこではどのような辛いこと」があり、そして「どのような時に喜びを感じられるのか」といったことまでイメージすることで、リアリティー・ショックを受けない社会人生活を歩むことができます。

以上が「なぜ業界研究をすべき理由です。
簡単にまとめると

  • 自分がイメージできる業界の幅を広げるため
  • 入社した後のリアリティー・ショックを受けないため

という二つが、業界研究をすべき理由になります。

業界研究のポイントは「どんな価値を提供したいか」という問い

次に、業界研究をする際に最も意識して欲しいことについて説明します。
皆さんは「社会人になると、なぜアルバイト時代よりもお金を稼げるようになるのか?」ということについて、考えたことはあるでしょうか?

アルバイト時代は、皆さんの「時間」を提供する対価として「お給料」が発生していました。ただ、社会人になるとこの仕組みが変わります。

顧客の期待に対して期待を上回ること、すなわち価値を提供する「対価」に「お給料」が発生するのです。

よく就活生にも「あの企業に行ったら年収がある程度保障される」という声を聞くことがありますが、皆さんが内定を獲得して企業に入社するから「お給料」がもらえるわけではありません。
入社した企業で価値を与えることで、お給料が発生するのです。

だからこそ、皆さんがまずやるべきは、「業界地図を買うこと」や「有名企業にエントリーをすること」ではなく、「誰にどんな価値を提供したいか?」を考えることです。

自分が与えたい価値をしっかりとイメージをして、その価値が発揮される業界を探すことが、失敗しない業界研究のやり方になります。

業界のオモテとウラを知る方法

自分の与えたい価値を考えることで、自分に合った業界を選択できるようになることはわかっていただけたかと思います。

ただそうは言っても、「自分が選んだ業界が本当に合っているのか」、「その業界に隠されていることはないのか?」といった不安も残るのが実情です。

そこで、以下に「業界のリアル」を知るためにオススメした二つの方法を紹介します!

キャリアスケッチの「業界のオモテとウラ」で見てみる

キャリアスケッチでは、極力リアルな社会の実態を伝えるために社会人インタビューを匿名で実施させていただいております。

様々な業界、ベンチャー企業〜大手企業まで規模も様々です。まずは気軽に社会を知るためのツールとしてご活用ください。

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Matcher等のOB・OG訪問マッチングサービスの活用

最近は、大学のキャリアセンターだけではなくOB・OG訪問のマッチングサービスも活用されているようです。

Matcher(マッチャー)は会いたい社会人のお願いを叶えることで、就活相談に乗ってもらえる双方にとってWin-Winを築ける仕組みになっています。

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就活の時に業界研究を始めても遅い!

就活に関する「」の記事ですが、・20卒向けとあえて就活前の大学2・3年生の方々向けに書かせていただきました。それは、就活が始まった時点で「業界研究」を始めても手遅れになることが多いからです。

「業界研究」は就活で内定を獲得するための1つのプロセスと捉えられがちですが、将来自分のやりたいことを見つけるための重要なプロセスです。そもそも将来の選択肢を知らないと、やりたいことへのイメージも持てませんからね。

実際に、就活生になった途端に「業界研究」をはじめて、社会への理解が浅いままに自分のやりたいことが見つけられず、内定をもらえたから就職するという学生も少なくありません。
是非、今のうちから社会人との接点を持って将来へのイメージを湧かせる一歩を踏み出してみてください!

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