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話題の”嫌われる勇気”とは?大学生活の人間関係に活かせるアドラー心理学

3年程前からヒットが続いている「嫌われる勇気」この本では、アドラー心理学の教えを「哲学者と青年の対話」という形でわかりやすくまとめています。

アドラーは、心理学をかじったことのある人なら皆知っているフロイトやユングと並び、「心理学の三大巨頭」と称されている人物です。

アドラー心理学には、今の社会で「自分の人生を自分らしく生きていく」ための大切な考え方が沢山詰まっています。

今回は”嫌われる勇気”で取り上げられているエッセンスの中から、大学生活で活かせるお話をいくつか紹介します。

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原因論ではなく目的論という考え

アドラー心理学の重要な考えの一つは、「原因論ではなく、目的論」という考えです。

原因論とは

原因論とは、”●●という事象があったから▲▲という結果になった”という考え方で、私たちがよく用いるものです。

例えば、「お金がないから、友達との旅行に行けない」「両親の学歴が低いから、一流の大学にはいけない」等のイメージです。

目的論とは

一方で、目的論とは、”●●という目的があるから▲▲という結果を起こしている”という考え方です。

先ほどの例でいうと、「お金がないから友達との旅行に行けない」ではなく「そこまで友達との旅行にいきたいわけでもないから、お金がないことを理由に旅行に行かない」

「両親の学歴が低いから一流の大学にはいけない」ではなく「チャレンジして失敗するのが怖いから一流の大学は受けない」ということになります。

原因論と目的論が伝えたいことは

原因論と目的論が伝えたいことは、全ての事象は”何らかの外部要因によって起きているのではなく、私たち自身が、自ら目的に従って引き起こしている”ということです。

実際にアドラーが言うように、世の中にはお金がなくても旅行に行く人もいるし、両親の学歴が無くても一流の大学に行く人もいるのです。

原因論での言い訳は、自らが無意識的に生み出している呪縛のようなものです。

大学生活の中でも「私は学歴が低いから、英語が話せるようになるのは無理だ」「親が大手企業に働いているから、大手企業に行かならなければいけない」という自ら作り出した呪縛に縛られて可能性を自分から狭めていませんか?改めて振り返ってみてください。

幸せの3要素

アドラー心理学では幸せの三要素は、「自分自身が好きかどうか」「よい人間関係を築いているかどうか」「人や社会に貢献しているかどうか」だと言っています。

つまり、1.自己受容 2.他者信頼 3.他者貢献の3要素を満たしたときに人は幸せを感じると言っています。

一つずつ解説していきましょう。

1.自己受容とは

自己受容とは「今の自分でよい」と自分で自分を認められている状態です。

「Aさんと比べて自分は劣っている」「英語が出来ない自分はダメだ」という状態は自己受容が出来てない状態です。

どんなに良い大学を卒業しても、どんなに良い結果を残しても、どんなに人から愛されても「どうせ自分なんて…」と自分で自分を低く評価し続けていたら、いつまで経っても幸せを感じられる日は来ません。

「英語が出来ない…でも今の自分は問題ない」と自分の存在を認め、今の自分から未来をどう創るかを考えることで世界が変わって見えるかもしれません。

2.他者信頼とは

アドラーの言っている他者信頼は、期待を寄せずにただ相手を信じるということです。

これまでの人生の中で、クラスメイトや恋人等と、お互いを認め信頼し合える関係性を築けた経験のある人ならこの感覚が伝わると思います。

そして他者信頼は、仮に裏切られたとしても、それはあなたの問題ではなく、相手の問題と言っているのです。

あなたは今どれくらい他者を信頼できていますか??

3.他者貢献とは

人は、何かをやってもらうより、何かをしてあげたほうが幸せを感じる生き物のようです。

プレゼントを貰うよりも、相手のことを思ってプレゼントを用意して、渡すときの方が実は幸福度が高いのです。

しかし、この他者貢献は、自己犠牲の上で他者にいくら貢献したところでそれは自分の幸せには繋がりません。

むしろ、自己犠牲の状態が苦しくなって相手に不信感を持ち、自己受容・他者信頼ともにモチベーションがどんどん下がってしまいます。

まずは自分を大切にできること、それが他者を大切にし、他者や世の中に貢献していくことに繋がります。

全ては、あなたを勇気づけるため。

アドラーは人の悩みはすべて対人関係の悩みといっています。

私たちは、誰かに嫌われないために、自分を犠牲にして生きて悩みます。その誰かは、親だったり、先生だったり、友達だったり、恋人だったり。

恐らくほとんどの人は、”幸せ”になるために生きていると思うのですが「他人の評価や反応を気にするあまり、全然自分の人生を幸せに生きれていないという状況がありませんか?」ということをアドラーは問うています。

そして「あなたが何かをして誰かがあなたを嫌っても、それはあなたの問題ではなく、嫌った誰かの問題だから気にするな」とも言っています。

最初にお伝えした”原因論と目的論の話”も、”幸せの3要素”のお話”も、要はあなたを勇気づけるための考えです。

まとめ

アドラーが伝えたいことは「他人からの評価を捨てて、自分を認め自分を大切にしてい生きて行くことが、結果他者や社会のためになり、あなたの幸せにつながる」ということなのではないでしょうか…

※本記事の内容は”嫌われる勇気(著)岸見 一郎、 古賀 史健”を引用して作成しております

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