今やるべきことを知る

大手企業から独立した経営者が語る、やりたいことを見つける方法とは?

本日は、大手総合商社でのビジネス経験を経て、新たな会社を立ち上げた室岡拓也さんへ「やりたいことの見つけ方」をテーマにインタビューをしてきました。

大手企業から独立し、自分の想いを実現するだけではなく、就職活動終了後から、老若男女が集まり「夢を語る会」を定期的に開催してきた室岡氏。

「やりたいことの見つけ方」「学生時代の過ごし方」等、大学時代に知っておいていただきたいことが詰まっっています。

室岡拓也氏プロフィール

学生時代からビジネスや多くの人が集まるコミュニティーを立ち上げ、大手総合商社に入社。

海外の案件を中心に多くのプロジェクトを担当した後、2013年「想いを形にする人を増やしたい」という想いから、新規事業立ち上げを総合的にサポートする株式会社ボーンレックスを設立。

現在は、大手企業やスタートアップ企業の新規事業立ち上げに携わる。

※室岡氏が語る商社の仕事内容や辞めた理由を詳しく知りたい方は以下からどうぞ。

「やりたいことがわからない」という悩みに対してどう思いますか?

そもそも「やりたいことを見つけたいの?」って思っています。

自分のやりたいことを見つけてそれに進むって大変なんですよ絶対。

僕は、世の中の9割の人はやりたいことを持って生きなくてもいいと思っています。逆に言うと、やりたいことを持たなくても生きていける仕組みが日本にはあるからです。

厳しい環境で生まれ育ったら、大きな夢や希望を持って生きたり、感情を前面に出して頑張って生きていくと思うんですけど、様々な困難があって大変だと思うんです。

だから、僕はやりたいことが分からないという人がいたら、「本当にそういう人生を歩みたいの?」と聞きます。そして実際に、数年間続けている「やりたいことについて対話する場」である人生について考える会の中でも必ず聞いています。

そうなんですね。室岡さんはそういった想いで、独立されて事業をやられているんですよね。

「”想いを持って生きたい!と思っているけど、なかなか一歩踏み出せない」そんな人を応援したい”と思っているんです。

先ほどもお話したように、僕自身は9割の人はやりたいことを持たなくてもいいと思っています。一方で、やりたいことを持って生きる1割の人がいなくなったらこの世界は終わりだと思っています。

1割の人とは、想いを持って世の中に新しい仕組みを提供する”きっかけを作る”人です。

でも世の中には、 1割を目指したいのに9割に入っちゃってる人がいます。そういう人が自分が応援したい人のターゲットです。

やりたいことについて考えるキッカケを作ったり、やりたいことを形にするための事業の立ち上げ支援を行っていくことで、その1割を作っていく。それが自分の仕事だと思っています。

なるほど。ちなみに「やりたいことがわからないという悩み」が生まれる要因は何だと考えますか?

やりたいことがわからない人に対しては「恵まれちゃったのね」と思います。つまり、自分が求めなくても与えられるから、求めることを忘れてしまったんだと…

親に大切に育ててもらって食うにも困らない。大学に行くにしても塾に行かせてもらったり、学校にはとりあえずいける世の中じゃないですか。

もらうことに慣れ過ぎているからその上を目指さなくなった。結果的に何も求めなくなったのは当然だと思うんです。

では、やりたいことを見つけるためには何が大切だと考えますか?

感情を取り戻すことですかね。何をしたいかわからない人のほとんどが感情の起伏がなくなってきていると思うんです。

自分の感情の動きをみると、”自分の好きなこと”とか”恐れていること”が分かってくる。

その自分の感情と向き合うことで、自分が本当にやりたいこと、やるべきだなと思っている事に気付けるのではないかと思います。

最後に、やりたいことがわからない大学生へアドバイスをお願い致します。

学生生活で何をすればいいか分からないなら、「起業すれば?」と思います。

理由は、なんか苦労するから(笑)

起業ですね…

結論どんな人生を歩むにしても、お金の流れを作れないと、お金の流れがあるところに従属するか、野垂れ死ぬかしかないんです。

でも日本で野垂れ死ぬことはないですからね。よく起業するリスクはお金が無くなることとか言いますけど、最悪生活に困ったら都庁の周りに居れば配給がありますから。この日本でお金がなくて死ぬというリスクは無いんですね。

要は”上振れしかない”んです。

でもそういう感覚とか感情って挑戦している人にしか無いんです。その感覚を持って、お金の流れを作る立場に立つのか?それともお金の流れがある所に従属するのか?を選択するのは大切だと思います。

学生だったら失敗しても何も失わないですからね。最悪親にご飯を食べさせてもらえますから。でも社会人になったらそうは行かないので、学生時代は完全にリスクを背負わずに挑戦できる最後の時間だと思うんです。

だから、何をやっていいか分からなかったらとりあえず起業をしよう!やり方が分からなかったら教えてあげるからって思いますね。

インタビュー後記

「そもそも、やりたいことを見つけたいの?」

という室岡氏の問いは、やりたいことを実現していく人生には「覚悟」が必要だということを暗に伝えているように感じました。

学生生活での節目では「どんな人生を生きたいか?」長期的な視野で立ち止まって考えてみてもいいかもしれませんね…

「やりたいことを見つけるための学生支援メディア」として、やりたいことを見つけるきっかけとなる機会を、本年度もキャリアスケッチから発信していければと思います。

※室岡氏が起業したボーンレックスでは学生の皆さんにこんな機会も提供しています。

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