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「キャリア=就活は間違い?」大学1年生から知っておくべきキャリアの定義と今から考えるべき3つのこと

この春大学に入学した1年生の皆さんも、授業やバイトにサークルと、忙しい日々を過ごしている頃でしょうか?

大学2・3年生の皆さんは、初めは刺激的だったキャンパスライフも徐々に慣れはじめ「大学生活は思った以上に楽しいな」「意外と普通だな」等々、人によって様々なことを感じているかと思います。

そんな皆さんに一つ質問です。

「これまでどんなキャリアを描いてきましたか?」

…「キャリアなんて就活前に考えれば十分」「ようやく受験が終わってキャンパスライフを謳歌したい」「今考えることではない」なんて思っていませんか?

実は、キャリアを考える=就活ではないのです。

キャリアについて考えることは、就活前の大学1年生からでもできることであり、正確には常に考えておくべきことです。

今回は、「キャリアとは何か」「なぜ今考えるべきなのか」ということについてまとめてみました。

1, キャリアとは何か

ここまで読んでくださった方の中には「就活のときに考えればいいものではないの?」「キャリアって何だ?」と疑問符が浮かんでいる方も多くいると思います。

そんな方のために、まずは「キャリアの正体」を解き明かすことから始めたいと思います。

キャリアの語源は、ラテン語のCarraria。

「馬車などの乗り物の通り道=轍」つまり、いままで歩んできた自分の人生の足跡ともいえます。

キャリアを「これからの働き方」「就職先」をイメージしている方もいると思いますが、実はキャリアを考える際には過去の自分を振り返ることが非常に重要です。

キャリアとは何かという定義でいくと文部科学省は以下のように定義しています。

人が,生涯の中で様々な役割を果たす過程で,自らの役割の価値や自分と役割との関係を見いだしていく連なりや積み重ね

キャリアの研究で有名な慶応大学の花井教授はキャリアを以下のように定義しています。

過去・現在・将来に渡り、継続的な、より深い自分自身への気づきを通して、自分らしさの発揮を、スキルの獲得と発揮・仕事やビジネス活動への参画・社会活動への参画、豊かに生きる活動の実践などを通して、能動的に行為する一連のプロセス

つまり過去の経験により構築された自分の中の「軸」を捉え、その軸を踏まえてこれから自分が歩む道を考えるというプロセスです。

「これから」にばかり目を向けるより、むしろ「いままで」の軌跡に「これから」のヒントがあります。さらに、過去・現在・将来にわたる以上、考えるべき特定の局面(例えば就活)がある訳ではなく、常に考えておくべきものであることがわかります。

2,「キャリア=就活」という誤解

前段のキャリアの定義を踏まえると「キャリアは就活がはじまってから考えるべきもの」というわけではないようです。

人生においてどのタイミングでも考え続けることができるものです。

そして、大学生活が始まり就活がはじまるまでの時期は、キャリアを考えるにあたって適した時期といえます。

大学生活は、高校生活から社会人生活への移行期間であって、新たな社会人生活を過ごすための準備期間です。

そして、就活がはじまって数ヶ月で将来の方向性を定めることが難しいからこそ、就活前から少しづつ考えはじめることが大切なのです。

実際、皆さんが一度就職してしまった場合、組織の中で自由にキャリアを考えることは難しくなります。

企業では「キャリア研修」と題して、数年単位でキャリアを考える機会を設ける企業もありますが…

人事の本音として「自由にキャリアを考える機会を与えたら離職されてしまうのでは…」といった懸念から、会社の枠の中でキャリアを考えさせることを求めたり、場合によってはそういった機会を設けなかったり、個々に自由にキャリアを描いてもらうことへの抵抗もあったりします。

数年単位でじっくり考えて、何が自分にふさわしいキャリアなのか見出せる時間は、まさに今なのです。

3,キャリア形成のために今からできる3つこと

ここまでで「キャリアってそういった意味ね」「何となくキャリアを考え始めることって大切かも…」と感じている方もいるかと思います。

個々に「キャリアについて考えたい」というタイミングは異なると思いますが、ここからは今からででもできる3つのことを簡単にご紹介できればと思います。

1.過去の振り返りから、軸となる価値観や強みを見出す

前段に「キャリア=轍」ということをお伝えさせていただきましたが、キャリアを考えるにあたってまず大切なことが過去からの振り返りです。

過去の振り返りから、現時点での軸となるものを見出し自己理解を深めておくことで、「●●を意識的に大切にして行動しよう」「▲▲が自分の強みだから、もっと伸ばしていこう」と自分が現在、そして将来へと大切にするべきことが見えてくると思います。

※以下の記事は、その詳しいやり方と振り返りシートも見ることができるので、是非参考にしてみて下さい

2.将来の選択肢を知り、誰にどんな価値を提供したいかを考える

将来の方向性を見出すにあたっては、まずどんな選択肢があるのかを知ることも大切です。

「安定した会社に入れればいい…」と考えている方もいるかもしれませんが、社会人となって給与を得るには、そもそも誰かに何らかの価値を提供することが求められます。

将来の選択肢を知る中で「自分もこんな価値を提供する仕事をしたいかも?」と考えることが重要です。世の中には、皆さんの知らない仕事がたくさんありますから…

※以下の「将来の選択肢を知る」というカテゴリーでは、仕事のリアルを知れる様々な社会人へのインタビュー記事をまとめております

3.多様な経験を積むことでやりたいことを見出していく

これからのキャリアは、あなたの経験が創っていくものです。経験があなたのキャリアを紡いでいきます。

授業やバイト、サークル以外にも大学生活で経験できることは様々です。キャリアを考えるための材料を揃えるために、インターシップに挑戦することや海外に行ってみる等々、積極的に行動をしてみて下さい

※キャリアスケッチの「行ってみる」というカテゴリーでは、様々な挑戦機会を紹介しています

大学生活の充実が、これからのキャリアを創る

就活生と接していると「企業にPRできる経験がない」「業界が選べない」等々、キャリアに関する悩みは非常に多いです。

就活が思うように進まない学生は、過去の学生生活に後悔している学生が多いように感じです。

楽しい毎日を過ごすことも重要ですが、時には立ち止まって「キャリア」と向き合うこともお勧めです…

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