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【体験談】NPOでのインターンシップ経験は、大学生の将来にどんな影響を?~放課後NPOアフタースクール~

「NPOで働くという選択肢を考えたことはありますか?」

NPOという言葉は聞いたことがあるものの「具体的にどんな仕事をしているのか」「どんな仕組みで成り立っているのか」知っている学生は少ないように思います。

本日は、放課後NPOアフタースクールでのインターンシップに参加している大学生へのインタビューをお届け致します。

NPOの活動を通してたくさんの人と関わる中で、彼女たちが感じたやりがいや苦労とは何のか?

「NPOに興味のある方」「インターンシップへ挑戦しようか迷っている方」是非ご一読下さい。

プロフィール

放課後NPOアフタースクールは、放課後の小学校を舞台に「預かり(学童保育)」と「体験(プログラム)」の2つの取り組みを行っているNPO法人です。たくさんの市民と子どもたちが出会い、「社会全体で子どもを育てる」仕組みを提供しています。

速水 綾香さん:教育学を学ぶ大学4年生。教育の現場だけでなく、バックオフィスのことにも携わりたいという想いで2月よりインターンに参加。

高村 絵菜さん:大学で教育を専攻。将来は学童系に就職したいと考えている中でNPOを見つけ、4月より放課後NPOアフタースクールに参加。

成田 桃子さん:社会学を専攻する大学4年生。子どもの時に様々な経験をすることが大切と考えていたところ、放課後NPOと出会う。昨年12月よりインターンに参加。

※写真は左から、高村さん、成田さん、速水さん、日下田さんです。※日下田さんは体験として参加してくださいました

まずは、インターンでの仕事内容について教えてください

高村さん:現在、学生のインターン生は15人ほどいて、人によって仕事の内容は少し違いますが、基本的には企業連携子育てプロジェクト運営をしています

成田さん:私が現在かかわっているプロジェクトは、三井不動産レジデンシャル株式会社様と、マンションに住む親子のコミュニティ作りを行っている「流山コソダツ計画プロジェクト」や、住友生命保険相互会社様と「全国の放課後をもっと楽しくする!」ために出張授業をする「スミセイアフタースクールプロジェクト」のお手伝いをしています

速水さん:プロジェクト運営にあたっては、プロジェクトのイベント当日に現地で運営を手伝ったり、週一でイベントアンケート集計などの事務作業を行ったりしています。

イベントのミーティングなどのためにNPOスタッフと共に企業へ訪問に行くこともありますね。

インターンの中で苦労したことはどんなことですか?

高村さん:常に新しいチャレンジが多い中で、マニュアルがないということですかね。基本的には現場に入って体で覚えていくことが多いということは大変です。

速水さん:今の話に通じることですが、議事録作成一つとっても、やり方が分からなくて真っ白な状態になることも多々ありました。打ち合わせしている間も、最初はその話を聞くだけで精一杯で、自分がインターン学生としてどう貢献していけるか、不安がありました。

あと電話をかける際に、自信がなく私の声が小さかったために「電波悪いんじゃない?」と言われたこともありました。一つひとつのことがはじめてでで、慣れるまでは不安や迷いが必ず伴いますね…

インターンに参加して良かったと思うことは何ですか?

成田さん:学生のうちに、社会人と触れ合うことができることです。

一緒に働かせていただいていることで、働くことのリアルな部分を知ることが出来ています。

インターン生も仕事の流れの中にいるので「組織がどう成り立っているのか?」「月末の処理って大変なんだなぁ」「些細なことに拘りをもつことって大切なんだなぁ」とか、日々感じることはたくさんあります。

速水さん:私も同じことを感じています。学生のうちに社会人と働くことで、発見がたくさんありました。

例えば、企画職ってすごくキラキラしたイメージだったけど、意外と地味なことも多いなって気が付いたり。それは、いい意味での発見でした。

NPOだからこそできたこと、NPOらしさって何だと感じていますか?

高村さん:NPOは利益ではなく価値を追求していく組織なので、だからこそやりたいことができるなと感じています。

やりたいことができる環境で、自分の関わり方次第でいろんなことが出来る場所ですね。

そして、お金のためではなく、事業自体に思いを持った人しか集まらないということも、NPOの良さかなと思います。

速水さん:そういう人達が集まるから、社内の雰囲気がすごくいいです。それはインターン生も同じで、距離が縮まりやすい環境だと思います。

あとは、ご一緒させて頂く企業のご担当者様も物腰やわらかに接してくださる方々ばかりでとても勉強になります。

成田さん:関係者の幅が広いこともNPOならではなのかなと感じています。小さい子供からお年寄りの方、そして、中小〜大手企業の方や行政の方とも関わる機会があります。

その中で、組織の規模によって、様々な違いがあることを、身を持って感じています。

その違いはどのような違いですか?

成田さん:段取りのスピードとかですかね。私は、企業の方と関わる機会が多いので、その中で企業へ対する見方が変わっていきました。

大手企業だとイベントの役割や仕事が細分化されいて一つの案が通るのにすごく時間がかかります。しかし、中小規模の組織だとスピード感が速いです。

でも、やっぱり大手企業は「世の中への影響力が大きくてすごいなあ」とか、それぞれの良さを具体的に知ることができたのは貴重な経験ですね。

インターンをやってみて成長したと思うことを教えてください

高村さん:今、自分が何を大切にしたいか考えるようになったことは、自分の成長かなと思います。

もともとやってみたかった事務職も楽しいけど、「子どもたちと触れ合う時間も大切にしたい」「でもその前にやらなければならないことがある」といった葛藤があります。

その中で悩みながら、人に助けを借りながら活動させてもらえていることは、いい経験をさせていただいているなと感じます。

成田さん:私は、教えるということの難しさを実感したことが自分にとっての一つの成長だったかなと思います。

インターン生が増えて、自分が教える立場になったことで、自分ができていなかったことに気が付いたりもします。

速水さん:とにかく経験してみたいという気持ちだけで始めたインターンでしたが、少しずつ具体的な目標が見えてきたことです。

私は今後「どうすれば子どもがいろんな体験を楽しんでくれるか」という視点で企画を教育的な内容にアレンジできるような専門スキルを身に付けていきたいです。わからないことも多いですが、これからできるといいなと思うことはたくさんです。

インタビュー後記

NPOで働くことのリアルを感じていただけたでしょうか?

インターンシップといっても、全体像がわからず一部分の作業しにしか携われないインターンも現実ありますが…

NPOという組織は、大規模な企業と比較して「自分のやっていることが、どんな価値につながっているのかわかりやすい」「少数精鋭のため、個々が役割を見出だし影響力を発揮することが求められる」等々、やりがいを感じやすい経験を多く積めることが醍醐味の一つでもあると思います。

彼女たちは、NPOでのインターンシップ経験の中で社会を知り、自分のやりたいことをぼんやりとカタチにしているように感じました。

”ときくと少しハードルが高く聞こえてしまいがちですが、経験が将来の皆さんをつくることにつながるので、是非一歩を踏み出してください。


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