大学生活に後悔している人は65%
弊社が昨年実施した、大学生向けの実態調査によると、大学生の約65%が「大学生活に後悔していること」が明らかになっています。
「今のままでいいのかな」「就活が不安だな」等々、現状の大学生活に悶々としながらも「なかなか大学生活の過ごし方を変えるきっかけがない…」という学生も多いのではないでしょうか?
本日は、こどもの「できた!」を育むをコンセプトに子ども向けに英会話サービスを推進する株式会社ハグカムの代表、道村弥生さんにインタビューしてきました。
学生生活で自分のやりたいことについて模索し、現在やりたいことをカタチにして、女性社長として活躍する道村氏。
学生生活でやりたいことを見つけたいけど、何から始めればいいかわからないという学生の皆さん、必見です!
道村弥生さんのプロフィール
新卒でサイバーエージェントへ入社後、営業本部マネージャー、子会社取締役、子会社社長、人事部にて要職を歴任。
8年目に、前職で培ったインターネットの知識を使って「世の中にない教育事業を立ち上げたい」という想いから、2015年に株式会社ハグカムを設立。
起業は、学生の頃から考えていたのですか?

起業した株式会社ハグカムでのハロウィンパーティー
全然考えてなかったです(笑)
学生のときから「世の中にないものを創りたい」と思っていて、それを軸に就職活動も進め、ご縁あってサイバーエージェント就職しました。
働いてい中でやりたいことが明確になってきて、それを実現していくために起業という道が一番いいなということで会社を設立したという経緯があります。
学生時代はどのように過ごされていたのですか?
カッコよくいうと、「人生探し」をしていたみたいな感じです(笑)
大学1年生の時は、焼肉屋さんでバイトをしていて接客の仕事をすごく楽しんでいました。
だけど、このまま続けていても自分にとって「何もならないな~」と思って…
そこで人生を考えなおしました。そして、大学2年生の時に、ずっとファッションが好きだったこともあってアパレルの仕事をやろうと思って動き始めました。
授業の履修を調整して、週3日大学の授業、週3アパレル店員のバイト、週1でファッションの専門学校に通っていました。
めちゃめちゃ忙しそうですね・・・
そうなんです、結構忙しかったです。(笑)
ショップ店員をやってみて気が付いたのは、ファッションは仕事じゃなくて趣味にしておこうということでした。
ファッションが好きなのに、毎日ヒールで立ち仕事が疲れるから「今日はこれでいっか」って思ってお店で支給された服を着る。
専門学校では、同じブランドのことをずっと考えなきゃいけない。結局、関わるジャンルは面白いけど、仕事内容は面白くないなと感じました。
その後、やりたいことはどのように見つけたのですか?
ちょうど10年前くらい、グリーとかミクシィとかいわゆるSNSが流行り始めたときで、これは今までに生活とか価値を提供する業界だなと思って注目していました。
今では普通のことなのかもしれませんが、当時簡単に出会うことができなかった社会の人と?がるというのが面白くて、夜中4~5時間熱中していましたね。
そんな感じで色々動きながらあっという間に大学3年生で就活の時期が来て、「なんで私は働くんだ?」ということを、結構真面目に考えていました。
そんな中で、「世の中にない新しいサービスを創りたい」ということ、仕事をする上では、責任感がある仕事をしたいと思って就活をして、ご縁あって、サイバーエージェントに入社しました。
サイバーエージェントという大手企業から起業されたのはなぜですか?

写真右側が道村氏
働いている中で、教育事業をやっていきたいという想いが強くなったからです。
サイバーエージェントに入ってから会社を起こすまで8年間あったのですが、最初に新規事業の広告の子会社の立ち上げに携わって営業をしたり、経営面を見れるようになったり、人事をやったりと色々経験させてもらいました。
その中で培ったアイディアとチャンスがあったので、まずはサイバーエージェントグループ内で事業をした後、2015年に独立しました。
実際にやりたいことを仕事にするには、どうしたら良いですか?
ふわっとでもいいから、自分のやりたいことが見えてきたら、それをするまでに必要な要素を分解して、自分が足りないピースを埋めていくということをしたらいいのかなと思います。
そこから行動してみるということがすごく重要ですよね。
やってみないと自分の得意、不得意は頭の中でしかわからない。実際に入り込んでみないと分からない社会の生々しさってあるんです。
それを自分の肌で感じて、そこで自分を知って、次に違うことをやってみる。その中でやりたいことは具体化されて見つかってくるんじゃないかなと思いますね。
やりたいことを見つけられない学生にアドバイスをお願いします
「人と違うことをしてみる。それを自分の意志で選択する」今のうちにやってみてほしいと思います。
これは私が社会人になってからも意識していることです。
バイトの中でも、サークルの中でも、旅行の中でも、何でもいいと思うんですよね。興味がありそうなもの、やってみたいなと思えるものを人とは何かちょっと違う形で挑戦してみて、いろんなことを生々しく経験してから考えていく。
みんながやっているからやろうっていうのは不特定多数の一人になるだけ。ひとつのことをやる意味を持って行動しないと、ただただ時が流れていくだけです。
自分の人生どうしたいか、自分で考えて選択するということを大切にしてください!
インタビュー後記
「自分はどう生きたいのか」ということを考えながら挑戦を繰り返して学生生活を送った道村氏の語る表情は、とても生き生きとしていました。
やりたいことを考えながら進路選択をし、大学進学を迎えたはずなのに、いつの間にかなんとなく学生生活を過ごしてしまう方も多いのではないでしょうか?
また、やりたいことはなんとなくみえていても、考えているだけで行動に移すことを迷ってしまう方もいますよね…
新たな学生生活への一歩として「人と違うことをやってみる」その一歩があなたの将来への道を切り開いていくのかもしれませんね!
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