将来の選択肢を知る

【テレビ業界のリアル】就職後、ADを経てディレクターへ!自分の色を求められるテレビ仕事とは?

「好きなテレビ番組がある」「テレビを見るのが好き」

そんな学生は、比較的多いですよね。

就活生でも、テレビ業界を目指す人のほとんどはそんな動機なのかと思います。

しかし、「好き」というだけでは続けられないくらいの激務、休みがないなどのイメージで敬遠しがちなのではないでしょうか?

今回はそんなテレビ業界、番組制作の会社に勤める郡司さんに、こうしたイメージの真偽、この仕事に就いたきっかけややりがいについてお話を聞いてみました。

郡司真理プロフィール

明治大学法学部卒業。株式会社ぷろぺらにてテレビの番組制作に携わり、6年目。NHK BSプレミアム『おかわり!にっぽん』をはじめ数本の番組のディレクター・ADを務める。

1, キャリア選択のきっかけ

まず、現在30歳で6年目ということですが、卒業後のキャリアを教えてください

法学部だったので、公務員をずっと目指していて、2年間公務員試験を受け続けていました。落ちまくりまして(笑)その間は仕事はせず、消防官とか警察官を目指して勉強をしていましたね。

そこからのテレビ業界への就職なので、だいぶ真逆の世界に足を踏み入れましたね。

異色の選択ですね(笑)そもそも、なぜ消防官や警察官を目指されていたんですか?

すごく漠然としてますけど、自分には会社勤めが向かないな、という感覚がありました。

デスクワークじゃないことがしたかったし、人と密に関われる仕事がいいと思っていました。かつ、法学部に入ったこともあり、微妙に安定を意識していたこともあって、ですかね。

そこからテレビ業界への就職を選んだきっかけは?

2年経って普通に働きなさい、って言われた時に、何をやろうか考えました…1回リセットした状態だったので、どうせなら思い切ってやりたいことをやろうと思って!

実は、小学校6年生の時に卒業文集にテレビのスタッフになる、って書いていたんです。

昔からテレビを見るのが好きだったので、挑戦してもいいんじゃないかな、と思って飛び込んだ感じです。裏方仕事をするのもずっと好きでしたし。

裏方仕事が好きだった、とありますが、何かされていた経験があったんですか?

小中高大で何かしらやっていましたね。小学校は移動教室の実行委員、中学校は生徒会や行事の実行委員、高校も行事の実行委員、大学はサークルのイベント企画をする役職をしていました。

イベントや企画づくりが好きでしたね。

テレビ番組作ることと似ているのかもしれないですが…求められるクオリティーやスピードは異なりそうですね…

そうですね、スピード感の差はありますね。

ウィークリーでやっている番組も、弊社にはありますけど、私は、3ヶ月に1本、重なってくると3ヶ月に2本くらいのペースでやっているので、スパンはだいぶ短いです。

でも、1つ終わると、その1つお祭りが終わるような感じです。達成感は1本ごとに感じられますかね。

2,テレビ業界のリアル〜やりがいとしんどいこと

ここから、テレビ業界の仕事についてお伺いしたいと思いますが、まず現状の仕事内容について教えてください

ディレクターとして、番組のテーマに沿って、どんなことを取り上げたら面白いのか、視聴者に興味を持ってもらえるのか、電話取材やネットリサーチなどで調べます。

事前取材に基づいてロケハンに行き、演出・台本を考え、出演者とロケをして、撮影した素材を編集する過程を全部やります。

※ロケハン→ロケハンとは英語の”Location hunting(ロケーション・ハンティング)”を略した映画業界の言葉である。 ロケ(ーション)の訳は場所、野外撮影、ロケ地(撮影する場所)で、それをハンティング(捜す)ということから、ロケ地を捜すというのがロケハンの本来の意味である。

お仕事は、チームでやるんですか?

そうですね、ディレクターの下にはADさんがついてくれて、調べ物や小道具の準備や、車や宿の手配をしてもらっています。

撮影は、撮影専門の会社に頼んでいます。

編集と言われるのは、映像の加工やおしゃれなテロップをつける作業を指しますが、それも自分ではできないので、専門の方にやってもらう。関わる人が多いので、チームでやっている感覚ですね。

3ヶ月に1回くらいってどんな番組を?

今やっているのは、NHK BSプレミアムの「おかわり!にっぽん」という番組なんですけど、放送自体は月に3本やっています。

弊社内で3〜4人のディレクターが動いていて、他社と合わせると並行して4〜5本動いています。

1人のディレクターとして関わるものだと、3ヶ月に1本スパンくらいになります。1人のディレクターでウィークリーの番組を回すっていうのは、無理ですね。何チームかで順番に担当していくものです。

番組って1人のディレクターがずっと回しているんだと思ってました(笑)

総合演出という人がいて、その下に何人もディレクターがいます。総合演出の全体監修のもと、実働するのはディレクターを中心としたチームです。

番組のディレクターが変わると、番組自体のカラーが変わったりしないんですか?

カラーが出た方がいいんだと思います。「自分にしかできないことは何ですか」とか「あなたの色を出しなさい」と先輩から言われます。

ちゃんと番組のフォーマットはありますけど、それを壊さない程度に自分の色は出していかないといけないんだと思います。

私が担当しているのは、全国各地の旬の食材や農家の方を取材するような番組です。

その食材やその人の個性を紹介しようと思った時に、決まり切ったことをやってもその人の個性を引き出せるものでもないですよね。その人の魅力が伝わるやり方っていうのは、千差万別あるはずです。だから、私のやっている番組は特に、色を出す必要があるんだと思います。

>次ぺージへ:ディレクーターに就くまで取り組んだADの仕事とは?

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