今やるべきことを知る

「希望」は、不安な未来に立ち向かうために必要な物語り

熊本での地震を目の当たりにし、何らか行動するわけでもなく、漠然とぐるぐる考えることしかできない自分がいます。苦しい状況に陥ってる方々に、無責任に頑張れなんて言えない中、とはいえ何らか伝えたいと思い「希望の創り方(著:玄田氏)」という本から過去学んだ「希望」について書きたいと思います。1日でも早く、穏やかな日常が取り戻せますように…

1.夢と希望の違い

夢は「無意識のうちに見たり、飽き足りない気持ちから次々と生まれてくるもの」、希望は「意識的に見ようとしたり、苦しい状況だからこそ、あえて持とうとするもの」と書かれています。困難な状況なときに、将来の夢を描こうとする人はあまりいないですよね。困難な状況の中で、どうしたらいいかわからない、けど未来へ進むための原動力が必要だからこそ、人は「希望」を求めるのでしょう…

2.希望とは何か?希望を持つための4本の柱

Hope is a wish for something to come true by action という言葉をご存知でしょうか?

社会思想のスウェッドバーク氏によると、希望を持つためには

1.Wish :気持ちや願いを持つこと
2.Something :自分が何を大切にしたいかを明確にすること
3.Come true :実現するための道筋を考えること
4.Action :行動を起こすこと

4つの柱が必要なようです。漠然とした不安や悩みがあるとき、何らか希望を見出しにくい現実にいるとき、4つの観点で考えられるとモヤモヤも晴れるかもしれません。ただ、この考え方は個人の希望を考えるときは最適ですが、集団や社会の希望を考えるときには足りないものがあると言われています。

それは、「他の誰かと希望を共有すること」「1人ではなく、一緒に行動して実現しようとすること」と言われています。何か苦しいときは、人が互いに尊重し、共に進んでいく。日本人的な考え方であり、まさにいま必要なことかもしれません…

3.希望の多くは失望で終わる!?

小学校の時に描いた夢が、大人になるにつれて空想だったと気づく…あと一歩で届きそうなことが、叶わない…そんな経験誰しもがあると思います。大人になるにつれて、人はだんだん現実的に生きるものです。そう、希望の多くは失望で終わるかもしれません…

しかし、一度失望したとても、新たに希望を持つことは誰しもが可能です。プロ野球選手にはなれないかもしれないですが、野球に携わる仕事はできます。役者にはなれないかもしれませんが、自分を表現する手段は他にもあります。大切なことは、希望という物語を自分なりに書き換えることです。

おわりに…

「高度経済成長期と異なり、今の若者は希望を持ちにくい社会に生まれた!」なんて言われることがあります。本当にそうでしょうか?希望を持つことを決めるのは、社会でもなく、先生でもなく、自分自身です。未来に向かってなんらか一歩踏み出す、1人でできないことが人と人とが一緒になって踏み出す。そんなことが当たり前に行われる社会でありたいですね…

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