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「中村、大学卒業するの辞めるってよ」 改めて考えたい、大学卒業することの意味とは!?

都内の大学3年生中村くん。学生団体の活動や様々なイベントに顔を出す、頭のキレる行動タイプながら、ゆるふわに髪を遊ばせている彼が「高橋さん、大学卒業するの辞めようかと思うんです」とある日言い始めました。

単位もそこそこ取ってきた中村くんの発言から、改めて大学に行くことの意味について、彼と考えてみたくなりました。大学生のリアルな視点と、組織の人事コンサルに携わる社会人の視点から、学生生活を見つめなおすきっかけとしてご一読いただければと…

4年間の入学費と学費は、約300万前後…それでも大学に入学した理由は!?

私が大学に入ろうと決めたのは、大学を卒業することが「夢」を叶えるための条件だったことと「4年間のモラトリアム期間」が人生において欲しかったからです。

高校三年生の私は、幼いころにベトナムと縁があったことら「ベトナム日本大使館で働きたい」と考えていました。そして、数年外務省の専門職として働いた後、日本の大企業に入って、ベトナムのインフラ整備や都市計画に携わるプランを描いてました。

外務省やインフラ整備という仕事に絞ったのは、その頃の私が他の職種を知らない中で、なんとなくかっこいいイメージがあったからです。外務省の専門職は、大卒の学歴が必須なので、とりあえず大学通いながら、語学を学んだり現地に行こうと考えていました。

「4年間のモラトリアム期間」というのは、単純に広い世界を知りたい。豊かな人間になるための猶予期間がほしいそんなことを考えてました。限られた選択肢の中で、決められた時間に、決められたカリキュラムをこなす。接する大人は、学校の先生か親がほとんど。そんな公教育の中で、自分のいる世界がまだ狭いと感覚的に窮屈に感じていましたから…

そこから、約2年経過した現在。「どんな意識の変化から、卒業を辞めようと思ったの!?」

大学生活を過ごす中で、自己を認知し、社会の一部に触れて様々な変化がありました。まずは「ベトナムで働く」の形が様々であることに気づきました。もともと、安定的な職種を選ぼうとしていた私ですが、実際選択肢は様々あったというのが実態です。会社を起こしたり、カフェをやったり、様々な選択肢と出会いました。

そして、冷静に自分の将来を考えた現在、外務省の専門職に必要な「大学卒という肩書」が必要なくなってしまったんです。四年制の卒業って、ある種の保証書みたいなもので、この意味も、いまの自分の立場はわきまえているつもりですよ。

ただ、「何のために単位を集めてるんだっけ…」っていう疑問が腹の底に居座る感覚が芽生えてしまいました…

なるほど…それでは、これから何するん?

大学生という肩書きを4年間経験できれば「自分にとっていいや」という結論です。私は、意味を感じない授業の単位を取得して大学卒業することよりも、4年間のモラトリアムを最大限の挑戦や試行錯誤のために費やすことにしました。

卒業を目的に時間を費やすのではなく、二年後以降の自分にとって必要な知識や能力を身につけるために大学生という肩書と時間を利用していきます。

結局、大学に4年間通う「価値」とか「意味」ってなんだろうか?

私にとっての価値は明白で、就業する前に広い世界を知り、挑戦する時間です。ただ、私のような大学中退もよしとするスタンスは、両親にもらった機会を踏みにじっている、と見られるかもしれませんが…「限られた時間」と「いまある環境」を最大限自分の成長に結びつけるためのアクションは、むしろ誠実な選択であると考えています。

大学生活に限らずですが、「なんとなく」の選択が正解になることはない。「流されて」の選択は、振り返ったときに、迷いや後悔につながることが多いです。自分が常に意志を持って「選択」し続け、自分のアイデンティティを確立していることが大学に通う意味なのではと思います。

最後に、大学生について考えなおしたい3つの問い

みなさんいかがでしたでしょうか?良くも悪くも感じ方は様々だったと思います。ただ、学生生活の4年間の経験は、これからの社会人生活を大きく左右するのは間違えないです。決められたレールを歩くのは、楽かもしれませんが、振り返った時に後悔しか残りません。

ときには一人でゆっくりと立ち止まって、なんで大学に通っているんだろうって考え直すのもよいかもしれません。以下、3つの問いを残して、今日は終わりたいと思います。

1.日々、自分の将来の選択肢は広がっているか?

「コンサルタントになりたい」という小学生が少ないのは、単純にその世界を知らないから…つまり、自分の知っている世界をリアルに広げない限りは、将来の選択肢なんて増えるわけないんですよね。

サークルの先輩の話だけ聞いてても、所詮その先輩の見ている視野でしか、選択肢は広がらない…中村くんのように、海外行ったり、社会人との接点増やしたり、視野を広げるための行動はできているか?考えてみてもよいかもしれません…

2.授業料は1コマ約3,000円前後…その価値は得られているか?

「退屈な授業が多い」という学生の声をよく聞くと、大学側にも問題はあるかと思いますが…皆さんの授業の1コマは無料ではない。むしろバイトの時給よりはるかに高い…それだけの対価は得られていますか?また、得ようとしていますか?

3.残りの学生生活、何に時間を費やすかは明確か?

就職活動のタイミングで、自己分析やら業界研究をやっても手遅れになることは多いです。就職活動という限られた時間で、「自分のやりたいこと」なんてパッとでてくるものでもありません。所属大学に限らず、目的意識を持って行動している上位数%の大学生が「内定」をかっさらっていくのが現実です。

学校教育から社会への移行期である4年間を何に時間を費やすか…自分の人生において、どんな意味を持たせるのか…改めて考え直すと、日々の時間の使い方や行動が変わるかもしれませんね。

キャリアスケッチでは、「やりたいをカタチにできる世界へ」というMissionの基活動しています!限られた4年間の学生生活、有意義に過ごすきっかけになれば幸いです。

キャリアスケッチ 高橋

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